−ITSの情報基盤整備−
【プラットフォーム関連技術の規格化ロードマップに関する調査研究】

1.背景
 2004年10月に我が国ITS関係者が一堂に会した「日本ITS推進会議」においてセカンドステージにおける「ITS推進の指針」が策定され、今後の「安全・安心な社会」、「環境に優しく効率的な社会」および「利便性が高く快適な社会」の実現へ向けたITS分野の貢献が期待されている。

2.目的
 本調査研究は、2020年頃までに実現するITSの様々なサービスに必要となる次世代のプラットフォーム技術に着目し、これらプラットフォーム関連技術の規格化に向けたロードマップを作成することにより、今後のITSサービスの実現と市場の発展に資することを目的として実施した。

3.調査研究の成果
(1)ITSを取り巻く状況と今後の方向性
 我が国のITSの進展状況を概観した上で、ITS推進に向けた期待と課題を「ITS推進の指針」等を踏まえて整理した。さらに、主要な技術分野の今後の方向性について目指すべき方向性を整理した上で、プラットフォーム関連技術を設定した。

(2)プラットフォーム関連技術に関する規格化・普及シナリオ
 プラットフォーム関連技術として、「安全走行のための通信技術」、「プローブ情報システムの高度化技術」、「位置特定の高度化に関する技術」、「運転行動に関するヒューマンファクター関連技術」の4分野について、規格化・普及シナリオを検討した。

(3)ITS重点サービスと規格化の方向性
 プラットフォーム関連技術に絞った規格化・普及のシナリオ検討に加え、ITSの重点サービスを実現する観点から、プラットフォーム関連技術に係わる規格化のアクション項目を探るため、幅広に規格化の方向性を検討した。

(4)プラットフォーム関連技術の規格化ロードマップ
 新たなサービスの基盤機能としてのプラットフォーム関連技術の発展プロセスをロードマップとして整理した上で、プラットフォーム関連技術の当面の規格化活動における実施事項を今後の規格化アクション案としてとりまとめた。