−ITS 実配備に関する情報基盤整備(ITS 評価基準の研究)−
実配備におけるシステムアーキテクチャ活用手法の研究

我が国においては、平成11 年11 月に当時のITS 関係五省庁(警察庁、通商産業省、運輸省、郵政省、建設省)より「高度道路交通システム(ITS)に係るシステムアーキテクチャ」(以下、日本のITS アーキテクチャ)が発行されて以来、これを活用した円滑なITSの実配備が望まれているところである

一方、米国ではナショナルアーキテクチャを基にした地域のITS 導入計画の立案手法として「地域アーキテクチャ」の策定が普及しており、FHWA、FTA からの行政通達においても、この地域アーキテクチャが連邦予算の地方への交付条件として正式に位置づけられている

このような内外の状況を踏まえ、平成13 年度の規格化事業では、日本のアーキテク ャを活用した地域アーキテクチャの策定方法についての検討を行い、「地域アーキテクチャ策定の手引き」および地域アーキテクチャ作成支援ソフトウェア(以下、支援ソフトウェア)を作成した

この「地域アーキテクチャ策定の手引き」および支援ソフトウェアは、地域アーキテクチャの策定にあたり有効なツールとなり得るものであるが、実際の地域においての使用が今後必要であり、そのフィージビリティのさらなる検証が必要であった

ITS スマートタウンの実現に向けて、開発活動や調達活動が社会の理解を得つつ円滑に推進できるようにするため、実配備に際してのシステムアーキテクチャの活用手法を検討した

具体的には、豊田市など実際の地域における「地域アーキテクチャ策定の手引き」および支援ソフトウェアの使用を通じて、それらのフィージビリティの検証を行うとともに、地域の要望等を反映し、より完成度の高いツールとして改良することを目的とした

また、地域アーキテクチャ策定に係る地域への周知、地域の意識の向上を図るため、パンフレット等必要なドキュメント案を検討することを目的とした

第1章 研究開発の概要
 1.1 研究開発の背景と目的
 1.2 研究開発の流れとスケジュール

第2章 特定地域における地域アーキテクチャ策定による評価
 2.1 豊田市における地域アーキテクチャの策定
 2.2 名古屋市における地域アーキテクチャの策定
 2.3 「地域アーキテクチャ策定の手引き」の修正
 2.4 ソフトウェアの改良
 2.5 特定地域における地域アーキテクチャ策定による評価

第3章 地域アーキテクチャ策定手法の活用ツールの検討
 3.1 パンフレット
 3.2 講習会の計画立案と教材
 3.3 事例集

第4章 地域アーキテクチャに係るデータの活用方法の検討
 4.1 支援ソフトウェアの改良内容の検討
 4.2 改良の難易度の検討

第5章 まとめと今後の課題
 5.1 本研究開発のまとめ
 5.2 今後の課題

参考資料
 参考1: ITS 地域アーキテクチャ策定の手引き第2 版(案)
 参考2: 地域アーキテクチャ策定支援ソフトウェアv1.2 運用マニュアル(案)
 参考3: 地域アーキテクチャ構築支援ソフトウェア付属物理モデル図自動作成システム操作マニュアル
 参考4: 豊田市地域アーキテクチャ策定業務報告書