ITS等電子機器搭載車両からの狭帯域および広帯域雑音測定方法に関する研究

最近の自動車には、さまざまな電子装置(エンジン、ブレーキ、エアバッグ)が搭載されており、これらの装置は、安全、環境、エネルギのあらゆる面において、重要な役割を担っている。また、ITS (Intelligent Transport Systems) の研究も盛んに行われ、自動車にもITS機器が搭載されつつある。一方、情報化社会の発展にともない、自動車を取り巻く電磁環境は複雑化しており、いわゆるEMC (Electromagnetic Compatibility) 技術が重要なものとなっている

現在、CISPR(国際無線障害特別委員会)では、自動車からの放射雑音の測定において、1GHz以上を対象とした周波数の研究がされており、測定技術の検討が必要になると考えられる

本研究の目的は、1GHz以上の周波数における放射雑音測定法の基礎資料を得ることである。今回は、自動車からの広帯域放射雑音を対象として、調査、検討を実施したので、この内容について報告する

1.まえがき
2.目的
3.調査内容
 3.1 放射雑音の実態
 3.2 受信機設定条件の受信レベルに対する影響
 3.3 アンテナ設置角度の影響
 3.4 アンテナ設置方向による雑音の違い
 3.5 床面条件の影響
4.考察
5.まとめ