“VSC(Vehicle Safety Communication:通信を利用した安全運転支援システム)の海外検討動向”講演会報告

 2004年12月21日(火)13時30分から霞ヶ関プラザホールにて、AHS研究組合殿、ITS情報通信システム推進会議/車々間通信システム専門委員会殿など関係組織のご協力の下に”VSCの海外検討動向”講演会を開催しましたので、その公演内容をご紹介します。


会場風景

 前半は海外のVSCの動向紹介で、まず、JARIの関主席研究員より、『欧米のVSC検討プロジェクトの位置づけ』(pdf, 21 KB)として、欧米のVSCプロジェクトの開発状況や概要についての紹介を行いました。

 次に名城大学の津川教授より、『欧州のVSC検討動向』(pdf、314 KB)として、JARIが実施した欧州VSC検討動向調査の結果についての紹介がありました。VSCに対する欧州の関心はたいへん高く、また多くの公的な研究が行われています。講演では代表的な7つのプロジェクトについての紹介が行われました。

 AHS研究組合の山内部長からは、『米国のVSC検討動向』(pdf、1.6 MB)に関して、交通関連予算法及び車両用通信の状況(VII、VSCC、CVISN)についての紹介がありました。

 後半は、国内のVSCの検討動向について、芝浦工業大学の古川教授、AHS研究組合の保坂部長、ITSフォーラムの車々間通信システム専門委員会VSCタスクグループの小山副主査(日立製作所)の3人の講師の方から紹介がありました。

古川教授からは、『Inter-Traffic CommunicationおよびInter Driver Communicationシステムについて』(pdf、870 KB)という題目で、日本で進められている車々間やドライバ間の情報交換による運転支援システムの状況について、
保坂氏からは、『AHSの開発動向』(pdf、1.4 MB)として路車間通信を用いた走行支援システムの概要と研究成果について、
小山氏からは、『VSCタスクグループの活動』(pdf、1.3 MB)と来年の国際ワークショップ開催計画についてご講演いただきました。

 なお、講演会は、おかげさまで大盛況のうちに終えることができました。また、講演者の方々には、講演資料のWEB掲載にもご快諾いただくなど、多大なご協力をいただきました。改めてお礼申し上げます。