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記事詳細:Detailed Article

JARI Research Journal (2012~)環境・エネルギー/Environment & Energy

資料名 / Title

JRJ20150901 研究速報
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ハイブリッド重量車排出ガス試験法の国際基準調和-WHVC負荷補正方法が排出ガス試験値へ与える影響の調査-
Harmonization of Exhaust Emission Test Procedures for Heavy Duty Hybrid Vehicles-Investigation of the Influence of the WHVC load Compensation Method on Exhaust Emission Test Results-

黒川 陽弘,森田 賢治
Akihiro KUROKAWA,Kenji MORITA

日本では,ハイブリッド重量車の排出ガス試験法として,2007年より,ハイブリッドシステム電子制御ユニット(ハイブリッドECU)と車両モデルを用いてエンジン試験サイクルを作成するHardware In the Loop Simulator(HILS)試験法(国土交通省通達の技術指針「国自環第281号および第282号」)が運用されている.このHILS試験法を基にして,UN/ECE/WP29/GRPE傘下のHeavy Duty Hybrids Informal Group meeting(HDH-IG)では,2012年よりハイブリッド重量車の排出ガス試験法の世界統一基準(gtr)化について議論が進められ,2015年3月に採択された.
 gtr化に際しての主要な課題のひとつが試験サイクルであった.従来型重量車の過渡モードの排出ガス試験サイクルとしては,世界統一試験サイクルであるWorld harmonized transient cycle (WHTC)(gtr No. 4)が採用されている.しかし,HILS試験法は過渡モードのエンジン試験サイクルを車速パターン,勾配および車両諸元(車重・トランスミッション(T/M)仕様等)を入力条件として,ハイブリッドECUと車両モデルを用いてシミュレートする車両ベースの試験法であるため,車速パターン,勾配および車両諸元を有しないエンジンベースの試験サイクルであるWHTCはそのままでは適用できない問題があった.そのため,WHTC作成時に規定されたWorld harmonized vehicle cycle (WHVC)(車速と出力のパターンで構成されている世界統一車両サイクル)の車速パターンをHILS試験法における試験サイクルとして採用することになった.WHTCとWHVCでは正側仕事の積算値(以降、累積正側仕事という)が異なるため,HILSでシミュレートする際に勾配を設定するか車両重量を変更することでWHTCとWHVCの累積正側仕事の整合を図る方法(以降、WHVC負荷補正方法という)について,日本および欧州が中心となり検討を行った.また,WHVC負荷補正方法では,累積正側仕事だけでなく,WHVCの排出ガス試験値をWHTCの値に近づけることも考慮した.
 本研究では,試験法開発の過程の中で,日本およびHDH-IGの委託研究先であるウィーン工科大学/グラーツ工科大学(以降,大学という)より複数提案のあったWHVC負荷補正方法が,排出ガス試験値へ与える影響をエンジン単体排出ガス試験により確認し,WHVC負荷補正方法を作成する際に考慮すべき要因を明らかにしたので報告する.
The Heavy Duty Hybrid (HDH) Informal Group meeting under the World Forum for Harmonization of Vehicle Regulations (WP.29) was working on international harmonization of exhaust emission test procedures for HDH from 2010 to 2014. A speed pattern of WHVC (composed of speed and power pattern, specified when creating WHTC of a conventional engine test cycle) was initiated as a harmonized test cycle. However, there were a problems such as that the power and positive work of WHVC are different from those of WHTC. Therefore, in 2013, we studied the WHVC load compensation method which can equalize the power and positive work of WHVC with those of WHTC. This paper reports the influence of the WHVC load compensation method on exhaust emission rates based on engine dynamometer tests.

種別 / Article Type

JARI Research Journal (2012~)

資料名 / Title

JRJ20150901 研究速報

発行年月 / Date of Issue

2015/09

分野 / Field

環境・エネルギー/Environment & Energy
ID:6812
 

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