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記事詳細:Detailed Article

報告書/ReportIT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

車が変わる 交通が変わる-インフォ・モビリテイ時代を拓く-

 現代の生活に欠かせなくなった自動車は、情報化社会の中で、今大きく変わろうとしている。エレクトロニクスや情報処理技術の利用は目覚ましく、エンジン、ブレーキ、足まわりの電子制御に始まり、道案内装置や居眠り防止装置の商品化にまで進み、さらに自動運転への期待を高めつつある。自動車は、安全、迅速、快適性の追求に加えて、「賢さ」ももった乗物を目指そうとしている。タクシーやトラックにおける無線利用の日常化や、自動車電話やパーソナル無線の急速な普及により、確実に車外との連絡手段を充実させつつある。自動車は、生活やビジネスにおける高度な情報システムの構成要素として、深く組み込まれようとしている。
 一方で、関係者の努力にもかかわらず慢性化しつつある交通混雑は、人の移動やものの輸送に高度な機能性や効率性が求められる情報化時代において、社会・経済活動の阻害要因になりつつあり、画期的な自動車交通システムの実現への期待が高まってきている。
 表題である「インフォ・モビリティ」という余り聞き慣れない言葉は、最近専門家の間で使われ始めたもので、自動車が元来有するモビリティ機能と、革新的なエレクトロニクスや情報処理・通信技術によって、新たに創出される高度な情報機能が密接に融合した状態を表わすものである。この「インフォ・モビリティ」が今後の自動車が求めるべき新たな目標概念として登場しつつある。
 ひるがえって、昭和48年度から6年間にわたって、通商産業省工業技術院の大型プロジェクト「自動車総合管制技術」が70億円余の資金を投じて実施された。このプロジェクトは、自動車と道路側の交通管制機構を通信で結び、経路誘導、緊急情報提供や公共車の優先走行などを実現しようという意欲的なものであった。(財)自動車走行電子技術協会は、このプロジェクトの研究開発成果を発展・普及させることを目的に設立された機関で、昭和五四年の設立以来、まさにインフォ・モビリティの実現をめざして事業を進めてきた。
 本書は、当協会の十年間の活動成果を踏まえて、現在自動車や交通の分野の最前線で進みつつある情報革命について解説するものである。

種別 / Article Type

報告書/Report

発行年月 / Date of Issue

1989/10

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

分野詳細 / Detailed Field

調査研究/ビジョン
ID:6831
 

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