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記事詳細:Detailed Article

JARI Research JournalIT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

資料名 / Title

JRJ20161002 研究活動紹介
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自動運転システム安全設計 -第2報:ユースケース及び機能レベル基本アーキテクチャの研究-
Safety Design for Automated Driving Systems -Second Report : Research of the Use Cases and Functional Architectures-

中村 英夫,金子 貴信
Hideo NAKAMURA,Takanobu KANEKO

ヒューマンエラーに起因した交通事故の低減,移動手段としての利便性向上,周辺車両との協調制御による渋滞緩和,輸送効率向上や不必要な加減速の抑制による自然環境への負荷低減などを目的に,高度運転支援システム(特に自動運転システム)が,幅広くグローバルに研究開発されている.周辺監視義務を含む運転主権の所在によって,自動運転システムがレベル定義されている. NHTSA(National Highway Traffic Safety Administration )やSAE(Society of Automotive Engineers)のレベル定義にもとづいたレベル定義をTable 1に示す.高速道路での車間距離制御(ACC),車線逸脱防止システム(LKAS)の組合せなど,既に実用化フェーズにある運転支援システム(レベル2以下)は,運転主権をドライバが常に有する.一方,将来的に想定される自動運転システム(レベル3以上:赤線部分)は,周辺監視義務を含む運転主権をシステム側が有する状態がある.前者に比べて後者は,システムが備えるべき性能と負うべき責任は格段に高まる.従って,安全性を確実に担保できる安全設計が必須である.
 一般財団法人日本自動車研究所が受託した経済産業省の委託事業「平成27年度次世代自動運転システム研究開発・実証プロジェクト」の「自動走行システム安全設計」では,自動運転システム(レベル3以上)の安全性を確実に担保するための設計要件(基本的な考え方)を明確にすることを目的とする.本稿は,この事業成果の一部を紹介するものであり,第1報に繋がる第2報とする.
 具体的に本稿では,自動運転システムの将来像を具体化・共有化するための下敷きとして研究を行った,ユースケース,シナリオ,機能レベルの基本アーキテクチャを紹介する.これらの結果は,自動運転の全体システムを対象に,例えば,機能安全規格ISO 26262に従ったコンセプトフェーズ検討などに使うことを想定しており,第3報(連載)にて紹介する.

種別 / Article Type

JARI Research Journal

資料名 / Title

JRJ20161002 研究活動紹介

発行年月 / Date of Issue

2016/10

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics
ID:6900
 

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