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記事詳細:Detailed Article

報告書/ReportIT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

資料名 / Title

84-3

自動車間通信に関する研究-通信実験のための基礎試作-

自動車と路上との間の情報交換機能(路車間通信)を軸に、自動車交通の改善並びに自動車の利用環境を向上させるために必要な技術の開発と成果の普及に関する事業を進めている。特に研究開発については、最近、急速に進展しつつある社会の情報化あるいはネットワーク化にかんがみ、車と道路交通の分野においては路車間の通信方式が極めて重要な意味を持つと考え、大型プロジェクトの成果をベースに、出来るだけ広範なシステムに共通的に利用し得る双方向の局地デジタル通信方式について試験研究を行ってきた。
一方、これと並行して、当協会は車と車との間の直接通信(自動車間通信)に関する研究も実施している。本研究で取り扱っている自動車間の通信は、移動する車同士が自律的に電波を使って通信リンリを形成し、デジタル信号を交換するもので、その応用の範囲としては、自動車間通信単独、あるいは路車間通信との組合せ利用によって、先に述べた緊急情報の通報の他、救急車の接近やパトロールカーからの誘導指示を付近を走行する一般車に知らせたり、渋滞に巻き込まれた時、前方を走っている車や対向車線を走っている車に渋滞状況を問い合わせたり、また、見通しがきかない交差点や山道等において、ある範囲に入った車がお互いの位置や速度の情報を出し合って衝突を防止したりするといったことなどが考えられる。
本研究に関しては、昭和56年度に自動車間通信の可能性について幅広い議論がなされ、57年度に、その成果を踏まえて中期的な研究手順がまとめられた。58年度からは本研究の主要なテーマである車間でのデータリンク形成の問題を取り上げ、同年度には、ここで想定しているようなリンク形成が現実に可能なものかどうか、どの様な問題点や制約があるか等を検討するため、具体的なリンク形成のアルゴリズムを設定し、コンピュータシミュレーションを試みた。
今年度はシミュレーションによってリンク形成のアルゴリズムの有効性が確認された通信制御方式についてハードウェアサイドから検討するための試作研究を行った。来年度以降は、今年度の検討に引き続き、通信制御方式の詳細検討を行うとともに、自動車間通信に関する研究の範囲の整理と問題の定式化を詳細に行い、系統的な基礎研究に着手していく予定である。

種別 / Article Type

報告書/Report

資料名 / Title

84-3

事業種別 / Type of Business

補助(2007年~最新)/Subsidy

発行年月 / Date of Issue

1985/03

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

分野詳細 / Detailed Field

研究開発/車車間
ID:7988
 

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