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記事詳細:Detailed Article

報告書/ReportIT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

資料名 / Title

6-F-5

車々間走行データ伝達システムの開発に関するフィージビリティスタディ報告書

車々間の通信技術は、走行中の自動車のドライバが互いの運転意志を含めた走行状態を知ることによって、より安全かつ円滑な走行を実現するために有効な技術であり、高密度な車群走行の制御を行なうための基幹技術の一つでもある。その技術的な特徴は、特定のインフラストラクチャに依存しないで自律分散ネットワークを形成することと、近接した車の間で迅速かつ大量のデータ交換を可能にすることにある。
本フィージビリティスタディは、車々間走行データ伝達システムを用いた小規模な実車走行実験の実施を通して、通信ネットワーク形成のためのプロトコルを確認し、光を利用した通信・測距の複合システムの技術的な可能性を検証することによって、最終的には自動車交通に関する情報通信・計測技術の総合的な応用発展に寄与することをねらうものである。

第I部 通信・測距システムの基礎検討
複数車線を走行する車群に対して、通信ネットワークを形成し、個々の車の間で制御に必要なデータの交換を行う機能を確認するため、平成5年度においては通信システムと車間距離計測システムを別個に試作し、フィールドでの通信の可能性と距離計測アルゴリズムの開発と動作確認を静的な条件下で実施した。また、車線検出については、光を用いたSS(スプレッドスペクトラム)を適用すべく方式検討を行った。平成6年度は、車々間通信システムと車間距離計測システムの車載化を行い、走行状態でそれぞれの機能・性能を確認した。とくに、車々間の通信システムにおいては、車群内で自律的な同期系を形成し、自車が選択した通信スロットを利用してデータの伝送を行う独自のプロトコルを開発した。さらに、車線の検出機能システムは、装置を試作し室内での実験を行った。

第II部 車両制御への応用検討
平成5年度に合流動作への応用を中心に基礎的な走行動作の分析、車両アクチュエータの調査など実施。本年度も合流動作の解析を進め、机上シミュレーションにより、車々間通信の有効性を検証する。また、本年度はプラトゥーニング走行を新たに応用のパターンとして取り上げ分析を行う。総合走行実験においては、これら合流走行とプラトゥーニング走行を実施することとし、必要な車両制御アクチュエータとドライバとのインタフェースを、車々間で伝達するデータ内容と共に検討する。

第III部 関連活動
平成6年10月、パリにおいてインテリジェントビークル94シンポジウムが開催され、ここに論文「日本におけるAVCS関連プロジェクト」(機械技研・津川室長、成蹊大学・青木教授、日産自動車・保坂氏・自走協・関)を発表した。この機会に、DASA、INRIA等の欧州の会社や研究機関を訪れ、車々間通信関連技術の動向調査を実施。

種別 / Article Type

報告書/Report

資料名 / Title

6-F-5

発行年月 / Date of Issue

1995/03

分野 / Field

IT・エレクトロニクス応用/IT & Electronics

分野詳細 / Detailed Field

研究開発/車車間
ID:7997
 

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