8月7日(金)に「つくばちびっ子博士」、8月20日(木)に「子ども大学けんせい」を開催しました。
「つくばちびっ子博士」では小学校1年生から中学校3年生まで55名の子ども達が、「子ども大学けんせい」では小学校4年生から6年生までの51名の子ども達が、夏休みの一日を燃料電池自動車について学んで過ごしました。
燃料電池自動車の授業
燃料電池の仕組みや、燃料電池自動車がどのようにして走るのかを勉強しました。


酸素と水素から電気を作る仕組み...「ちょっと難しかったかな?」
燃料電池車MIRAIの同乗体験
昨年12月に発売され、今年7月に納車されたMIRAIに乗ってJARI内を一周。「加速がすごい!」「静か!」などの感想が聞かれました。

排出されるのは水だけ。一気に排水すると「ぞうさんのおしっこみたい!」

FCミニカー走行体験
勉強した燃料電池の仕組みをミニカーで実験。搭載された燃料電池セルに水素ガスを通すと電気ができ、その電気でミニカーが走ります。

チューブに水素ガスを注入。

「よーいスタート!」「誰が一番はやいかな。」
ペーパークラフト作成
くるまのペーパークラフトも作りました。細かい作業でもみんな熱心に作ってくれました。

最後にご協力をお願いしたアンケートでは、
- 燃料電池車に乗ったことで、最初の授業でわからなかったことがわかってうれしかった
- 水素で走る車があることを初めて知った
- 水素エネルギーによって、物を燃やすためのエネルギーの使用が減り、地球温暖化が抑制されると思う
といった感想があり、初めての水素の勉強や燃料電池に関する体験を楽しんでくれたようです。
また、
- 今後は環境を大事にする車について学んでみたい
- 無人で走る車についても知りたい
という意見もありました。
将来この中から未来の車社会を牽引する研究者が誕生するかもしれません!? 楽しみにしたいです。
2日間ともに、暑い中大変お疲れ様でした!