「つくばちびっ子博士」は、専用のパスポートを持って、つくば市内にある最先端技術や自然科学を学べる指定の研究機関等の展示やイベントなどを見学・体験しながら回るスタンプラリーです。
JARIでは 8月 9日(金)に開催し、77名の小中学生が夏休みの一日を車のエンジン等について学んで過ごしました。
エンジンの仕組みを知ろう!
普段見ることの少ない実際のエンジンに触れたり、プラスチック製のエンジン模型を組み立てたりしてエンジンの仕組みを学びました。

可聴域を比べよう !
JARIでは自動車の騒音測定など「音」に関する研究試験を行っています。体験では音の可聴域(どのくらい高い音まで聞こえるか)を測定してもらいました。大人と子どもでは可聴域に違いがあることがわかり、皆さん興味深げでした。

ミクロの(小さな)世界をのぞいてみよう!
細胞観察等に活用している顕微鏡を使って、花粉などを拡大して観察してもらいました。自分の指紋や洋服の生地など、いろいろなものを拡大して見ている子ども達もいました。
AVAS(エイバス:車両接近通報装置)を体験しよう!
ハイブリッド車や電気自動車はとても静かで、近づいていることに気づけないことがあります。そのため、車両の接近を知らせるAVASという装置がついています。AVAS あり/なし で、実際にどれほど違いがあるかを体験してもらいました。

ペーパークラフト作成
毎回好評のペーパークラフト。みんな素晴らしい集中力でいろいろな車を作っていました。

参加してくれた子ども達のアンケートでは、
- 「エンジンの仕組みが前よりわかった」
- 「可聴域がおもしろかった」
- 「服を拡大したのが楽しかった」
- 「AVASがどのようなものか知れた」
などの感想をいただき、楽しみながらしっかりと勉強できたようです。
また、保護者の方からは、
- 「普段乗っていてもエンジンの仕組みまで見られないので、とても勉強になりました」
- 「AVASは良い体験でした」
などたくさんの感想をいただきました。
「また来たい」と書いてくれた子ども達もたくさんおり、職員一同感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の体験を通して、エンジンの仕組みや自動車の機能について少しでも知っていただけたら 嬉しく思います。